【窓暖・壁暖】
限られた資源を有効活用するための省エネルギー、健康で快適な 生活環境、高齢化時代へのヒートショック抑制に対してフィグラが 開発した新しい環境システムです。 窓ガラスや壁ガラスをフィグラオリジナルの技術で暖め、健康で 快適な環境を「窓暖」・「壁暖」がサポートします。 省エネはもちろん、今までないユニークなデザインを有する製品が ラインアップされオフィス・病院・ホテルや住宅・別荘・マンション まで、様々なニーズに対応します。
◎冷放射・コールドドラフトの抑制 ◎空気の流れをやわらかくし、体にやさしい補助暖房 ◎部屋の温度が安定し、床から天井の温度差を解消 |
◎結露の発生防止 ◎暖房器具の稼働を抑え静かな空間を創造 |
◎ペリメーターゾーンがすっきりする ◎透明ガラスに近い可視性 |
◎従来暖房と比較して抑えられる ◎従来のペリメーター設備を削減可能 |
◎ガラスを暖めることにより熱貫流を抑え熱損失の低減 ◎室内混合ロスの防止 |
◎遮熱効果も期待でき室内環境の快適性向上 更にガラス構成により一層の遮熱効果の向上 |
◎外装窓一式交換も可能 ◎共用部である窓を残し、室内部に設置も可能 |
◎遠赤外線の輻射暖房効果 ◎ヒートショック抑制効果 ◎ミラーの防曇効果 ◎デザインの優位性 |
窓暖システム概要
通電方法
窓暖の通電構成
壁暖システム概要
ガラス全面がほぼ均一に発熱して輻射熱を出すので部屋の上下で温度差が少なく、エアコンのような不快な気流がない快適な温熱環境が得られます。
エアコン温風暖房のような乾いた空気による部屋の乾燥も少ないので加湿器や空気清浄器の必要がなくなります。
またホコリや菌が空調により浮遊し、ぜんそく・アトピー・インフルエンザ等感染症の発症を抑制します。
さらにエアコン吹き出し音もなく静かな環境を提供します。
TYPE①
専用ペンで書け、プロジェクタースクリーン機能もあり、輻射暖房による快適な環境が得られます。
親子のコミュニケーションボードや学力向上の手助けやオフィス空間にも活用出来ます。
TYPE②
表面にエッチング、中間にフィルムや和紙・ファブリックを挟む事でデザイン性をアップします。
脱衣室やトイレのヒートショック対策に有効です。
オフィスパーティションとしても活躍します。
TYPE③
2枚の壁暖の間に耐火・断熱材を挟むことにより、遮音・防音性を高めた間仕切りが可能です。それぞれ
発熱ガラスの輻射熱は断熱材により効率よく輻射するので、さらに快適な環境が得られます。
壁暖の通電構成
窓暖システム特長
窓暖・壁暖システム
冷放射・コールドドラフト制御
窓際スペースの有効活用できます。
温度差の少ない快適な室内環境
混合ロスを抑制します。
室内上下温度を差解消します。
結露を抑制
衛生的な室内空間を提供します。
従来システム
窓際・足元が寒い(コールドドラフト・冷放射)
窓面の冷気によって冷やされた下降気流(コールドドラフト)が、床に向かって流れて足元が肌寒く感じます。
窓面の冷気による冷放射のため、窓際では体が肌寒く感じます。
室内の温度差が・・・(混合ロス)
ペリメーターゾーンは寒いため、ファンコイル側の暖気を強くします。
インテリアゾーンでは、人・電気機器・照明の熱を抑えるために冷房を使うため混合ロスが発生します。
肌荒れの原因にもなります。
結露が発生
ホコリや菌が空調により浮遊し、ぜんそく・アトピー・インフルエンザ等感染症の蔓延要因となるケースがあります。
窓暖快適な室内環境
外気温度-5℃ 室内温度24℃に設定した実験結果
窓暖表面温度を19℃にすることで室内気流のない快適な環境を形成します。
冷気の進入を抑制
窓暖を19℃に温めることにより、コールドドラフト (窓面に発生する冷たい下降気流)を防止します。
結露を抑える
窓暖を19℃に温めることにより結露がなくなりカビの発生を抑制します。
温度差の少ない快適空間(外気温度-5℃ 室内温度24℃)
シングルガラス+ファンコイルユニットの場合 ◎室内温度及び風速分布
混合ロスを制御
窓暖 快適な温熱環境
PMV測定およびサーマルマネキンによる温熱環境実験。
快適性温冷感指標PMV/実験結果表
実証実験室
実製品評価:日建設計・大成建設技術研究所 実証実験室
◎窓暖を用いたぺリメーター空調システムについて
室内温熱環境・省エネルギー性能を評価した。
◎実験内容
1.空調システム実験室にあける実物大実験。
◆実験ケース(全8ケース)
◎外気条件 冬季(-5、0、5℃)、夏季(33℃)
◎室内条件 室温設定24℃
◎窓暖表面温度 19℃設定
◆空調システム実験室概要
床面積61.4㎡、窓面積12.8㎡
◎空調システム2方式
従来方式(窓際ファルコンユニット+室内エアハンドリングユニット)/発熱方式(窓暖+室内エアハンドリングユニット)
◆計測項目
◎室内空気温度分布(断面・上下・温度分布)
◎室内気流分布(3次元風速・煙による可視化)
◎PMV(温熱環境指標)
◎窓暖の発熱・熱貫流特性・主要電力量計測
◎放射環境(窓面温度分布・室内6方向放射温度分布)
◎サーマルマネキンによる部位 温冷感計測
2.シミュレーションによる諸条件の検討
◎実験ケース、計測項目の結果に基づき外気条件、ガラス発熱量、
窓方位、地域を種々変化させエネルギー消費量を評価した。
◎評価結論
ぺリメータ空間システムとして窓暖を用いた従来のファンコイルユニットシステム空調方式を、執務室を模擬した実験室にて快適性
とエネルギー性の観点から比較評価した。
窓暖システムでは窓面温度を一定値にコントロールし、上下温度分布を解消、冷放射・
コールドドラフトを防止し、良好な室内環境を形成することができる、さらに、このシステムは窓面からの熱負荷を抑え、従来問題と
なっていた冬季の混合ロスを防止し、エネルギー的にも優れたことが明かとなった。
以上の点から窓暖システムは従来のぺリメータ
空間システムに比して良い温熱環境を形成し優れたエネルギー性能をもつシステムだといえる。
仕様
窓暖・壁暖 | ||||
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特徴 | ガラスに通電し、ガラス面温度を自由にコントロールすることで冷放射抑制・結露防止・融雪機能を発揮 |
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